イモラサーキットで初F1走行

先週末に2020年F1第13戦エミリア・ロマーニャGPが行われたイタリアのイモラ・サーキットにて、Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト(HFDP)およびRed Bull Junior Teamに所属し、現在CarlinからFIAフォーミュラ2選手権に参戦している角田裕毅選手が、Scuderia AlphaTauri Hondaの2018年型マシンを使用して、テスト走行を行いました。

■角田裕毅コメント
初めてのF1マシンでのドライブは少し疲れましたが、とても楽しかったです!
ブレーキのパフォーマンスやアクセルの加速がこれまでドライブしたマシンとは全くの別次元だと感じました。今日は競う相手がいたわけではなかったので、F1マシンに慣れ、目標としていた300kmを走り切ることに集中していました。ドライビングについてはステアリングスイッチが多いなどの複雑さはありますが、事前にシミュレーターでのセッションを繰り返し、トレーニングも入念に行ってきたので、特に問題はありませんでした。ハイスピードサーキットのイモラでのドライビングということも含め、F1マシンでの走行を本当に楽しむことができた一日になりました。
AlphaTauriのエンジニアたちとは、先月のシート合わせのときからコミュニケーションを始めました。イタリア人で陽気なメンバーも多いので、冗談を言い合いながら仕事を進めたりと、すでにいい関係を築けています。もちろん、日本語でコミュニケーションが取れるHondaのエンジニアとも、PUについて様々な話をしています。
今シーズンのF2は、残りの2ラウンド・4戦が残っています。自分としては、一つのセッション、一つのラップ、一つのコーナーといった感じで、目の前にある課題に集中するのみだと考えていますし、最終的にそれを結果に繋げられればと思っています。

ホンダF1公式サイト
https://ja.hondaracingf1.com/insights/2020_Imola_testing.html