バーレーンF1公式テスト

バーレーンでのF1公式テストは、Red Bull Racing HondaとScuderia AlphaTauri Hondaが1-2タイムを記録して3日間を締めくくりました。

初日
難しいコンディションの中ではあったものの、ガスリーに迫るタイムを記録するなど、印象的な走りを披露しました。燃料システムの問題を調査するために早めに走行を切り上げたものの、チームとしては合計111周を走破し、PUにとっても貴重なデータを収集することができました。

2日目
この日は精力的に走行を続け、異なるタイヤコンパウンドの特性を理解すべくさまざまな種類のタイヤを試しました。トータル57周をマークし、ベストタイムは1分32秒684で全体11番手となっています。

3日目
91周を走行して学びを深める一日となりました。セッション終盤ではソフトタイヤを使用したアタックに臨み、一番柔らかいC5タイヤを使ったアタックで、首位のフェルスタッペンと0.093秒差の2番手タイムをマーク。順調な仕上がりを印象付けました。

ここからは開幕戦バーレーンGPまでの2週間を使い、テストで得た内容を分析した上で、レースに向けた準備を進めていきます。シーズン初戦は、3月26日(金)に開幕し、28日(日)に決勝レースが行われます。

■角田裕毅 テスト最終日終了後コメント
F1マシンで全開アタックをして2番手に入るというのは、最高の気分です。もちろん、まだテストに過ぎないので先走ってはいけませんが、この位置で3日間を締めくくれるというのは素晴らしいことです。
この数日で非常に多くを学びましたし、チームも多くの有用なデータを収集できましたので、開幕に向けてしっかりと分析していきます。このテストでかなりの周回を走り込んでコースをよく理解できているので、ここで開幕戦を迎えられることはとてもいいことだと思います。いくつか小さな問題はありましたが、僕らはすべてを明らかにするためにテストをしているわけで、こうしたことも想定内です。レース本番では、現状でベストのパッケージを用意できるはずです。
ここから2週間ハードワークを継続していきます。今から開幕戦にワクワクしています!

HondaRacing公式サイト
https://honda.racing/ja/f1/post/honda-complete-over-4000-km-in-bahrain